ご家族の生活習慣病健診
2020年06月17日
永福町 内科 すずかわ循環器内科は、関連学会・団体作成の感染拡大予防ガイドラインに沿って、各種健診を実施しています。雇用者ご家族の生活習慣病健診もご利用ください。
https://www.ningen-dock.jp/wp/wp-content/uploads/2020/03/f8d65ba5211ac598cfee668b6a385c48.pdf
なお、当院は福利厚生倶楽部(リロクラブ)「健診」メニュー登録されております。福利厚生俱楽部(リロクラブ)会員ご家族の皆さんもご利用ください。
院内感染予防対策
2020年06月11日
永福町 内科 すずかわ循環器内科では、国立感染症研究所 国立国際医療研究センター 国際感染症センター 作成の感染管理指針に沿って、院内感染予防対策を実施しています。
「1.新型コロナウイルス感染症と疑われる患者を診察して感染」することを防ぐため、新型コロナウイルス感染症の疑いがある人の診察時の感染予防策を徹底する。
「2.新型コロナウイルス感染症と疑われていない患者から感染」することを防ぐため、原則として以下の対応をとる。
・外来患者の待合室では、発熱や呼吸器症状を訴える患者とその他の患者、または発熱や呼吸器症状を訴える患者同士が、一定の距離を保てるように配慮する。待合室では全ての患者さんに、手指消毒・マスクを着用いただく。
・標準予防策を遵守する。診察時には常にサージカルマスクを着用し、患者さん一人毎に手指衛生を徹底する。サージカルマスクや手袋などを外す際には、それらにより環境を汚染しないよう留意しながら外し、所定の場所に破棄するとともに、手指衛生の前に目や顔を触らないように注意する。
・風邪の症状や発熱、強いだるさ(倦怠感)、息苦しさ(呼吸困難)がある患者さんは発熱外来受診を促す。事前連絡なく該当患者さんが来院された場合には迅速に隔離し、発熱外来に紹介する。
「3.市中や医療従事者間での感染」することを防ぐため、以下に示すことに注意しつつ、高リスクな環境(3つの密)を徹底的に避ける。
・院内では院内感染対策を徹底し、事務室や医療者控室では、密集を避けて換気する。医療機器等実用機器はこまめに消毒する。
・集団で食事をする際にはリスクがあることを認識する。
・健康管理に注意し、発熱や呼吸器症状を呈した場合には診療行為を行わずに休職するようにするとともに、症状が続く場合には職場や保健所に連絡する。
参考)新型コロナウイルス感染症に対する感染管理
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov/2484-idsc/9310-2019-ncov-01.html
新型コロナウイルスIgG抗体検査
2020年06月03日
一般にウイルスに感染するとまずIgM抗体が免疫細胞で産生され、その後約二週間でIgG抗体が産生されます。従ってIgG抗体を血中に保有する場合、過去にそのウイルスに感染したと考えられます。通常IgG抗体を保有すると、そのウイルスに免疫ができたと考えられ、再感染を防ぎ、感染しても重症化が回避されます。季節性インフルエンザなどのワクチンはこの免疫作用を利用しています。
新型コロナウイルスの抗体検査は種々ありますが、それらの精度・臨床的有用性について検討中です。
永福町 内科 すずかわ循環器内科では、CLIA法のIgG抗体検査を外注検査(健診・自費診療)にて実施しています。既感染の有無の確認をすることによって、それぞれの方の感染防止対策の検証の参考になります。
抗体陽性の場合には無症候な場合も含め既感染と考えられますが、検出された抗体の生理機能(中和抗体か?)、抗体の保有期間など臨床的意義については未確立です。