クリニックブログ

新型コロナ感染症 臨床症状

2020年12月18日

内科学会雑誌に新型コロナ感染症が特集され、内科学会HPにて公開されています。https://www.naika.or.jp/activity/covid-19/nichinaishi-109-11-article/ 日常臨床に関連あるところを一部ご紹介します。

新型コロナウイルス感染初期には、無症状を含め多彩な臨床症状を呈しますが、感染後1~14日(5日前後が多い)の潜伏期の後感冒様症状等で発症することが多いとされています。
すなわち、初期には「発熱」「咳嗽」「咽頭痛」「鼻汁」「頭痛」「倦怠感」の症状が多く、「味覚・嗅覚障害」を伴うこともあります。

若年者の多くが「無症状」を含め軽症である一方、高齢者においては重症化しやすく、慢性呼吸器疾患、糖尿病、高血圧、心血管疾患、肥満等のある患者さんの重症化率が高いといわれています。

新型コロナウイルス感染症では、無症状感染者の鼻咽頭、鼻腔ならびに唾液からもウイルスが検出されます。感染可能時期は、発症2日前から発症後7~10日程度であり、発症直前から発症後間もない時期の感染性が非常に高い。

職場などで感染者が発生した際には、症状発症の2日前に濃厚接触がある場合、濃厚接触者は接触より5日前後で発症する可能性が高く、発症2日前から感染性を有していると考えられます。

新型コロナウイルス感染症 検査の指針

2020年10月06日

インフルエンザ流行に備えた検査体制の整備として、厚労省より「新型コロナウイルス感染症病原体検査の指針」が示されました。 https://www.city.suginami.tokyo.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/004/855/20201002sisinryuuiten.pdf

指針によりますと、迅速・スムーズな診断・治療につなげるべく、簡易抗原定性キットを利用した検査体制整備を、各自治体に求めています。

また、検査の流れとして、発熱患者さんは「かかりつけ医・近医」に電話相談の上診療・検査が可能な医療機関を受診するとしています。

一般の診療所では、院内感染を防止するためにオンライン診療の利用も有用ですが、検査が必要な場合には感染防止対策をとった上対面診療・院内検査にて、インフルエンザについては「鼻かみ液を検体とした抗原定性検査」、新型コロナ(COVID-19)については「自己採取鼻腔ぬぐい液を検体とした抗原定性検査」を利用し、迅速に鑑別診断・治療につなげるのが適当に思われます。

海外渡航時の新型コロナウイルス検査

2020年09月26日

杉並 永福町 すずかわ循環器内科は、留学、ビジネス、駐在家族など「PCR検査陰性証明書」のご要望に自費診療にて対応しております。

現在、感染予防と経済活動再開の両立のため、順次各国とのビジネストラックが開設され海外渡航時のプロセスが整備されつつあります。

TeCOT(海外渡航者新型コロナウイルス検査センター 経産省)がサービス提供の準備をしておりホームページを開設しています。 https://www.meti.go.jp/policy/investment/tecot/top.html

当院は、「新型コロナウイルス検査証明機関」に登録されております。

新型コロナ(COVID-19)とインフルエンザ

2020年09月17日

昨シーズンのインフルエンザ患者の発症は、今年に入って大きく減少しており、飛沫感染対策、手指衛生等の新型コロナ対策が、インフルエンザの予防としても有効であったと考えられています。

11月以降今年のインフルエンザシーズンでも、同様の相互予防効果が期待されますが、既にワクチンのあるインフルエンザは早期に予防接種し、新型コロナのワクチンが国内承認されましたら同様に早期接種することが望まれます。

外来診療で発熱の患者さんを診察する場合、今年の冬は新型コロナ、インフルエンザ、感冒等の鑑別が必要になりますが、臨床症状でこれらを鑑別するのは困難な場合があります。

また、新型コロナとインフルエンザの合併も報告されており、こういった混合感染は新型コロナによる入院患者の4.3-49.5%に認められています。そのなかで、B型インフルエンザとの合併例は重症化したとの報告もあります。

新型コロナでの混合感染についてメタ解析では、肺炎球菌などの細菌感染合併が7%、RSウイルスやインフルエンザウイルスなどウイルス感染合併が3%と報告されています。

インフルエンザシーズンを前に、手指衛生、3密を避けるなど公衆衛生の継続と、インフルエンザワクチン、肺炎球菌ワクチンなど既に利用できるワクチンを接種し、国内承認後新型コロナワクチンを早期接種が賢明と考えます。

インフルエンザワクチンの接種予約

2020年09月10日

日本感染症学会は、新型コロナとインフルエンザの同時流行を「最大限に警戒すべき」として、「医療関係者、 ⾼齢者、ハイリスク群の患者も含め、インフルエンザワクチン接種が強く推奨される」としています。

杉並 永福町 すずかわ循環器内科では、10月1日よりご希望者にワクチン接種開始するにあたり事前予約を受けたまわります。

当院ホームページ「WEB診療予約」「予防接種」をクリックしていただき、ご希望の日時、本数をご予約ください。

なお、お電話(5300-2200)でも予約承ります。