早朝高血圧徹底制圧宣言2025 日本高血圧学会
2025年04月24日
高血圧は、循環器疾患、認知症、慢性腎臓病などのリスク因子ですが、特に朝の家庭血圧は循環器疾患の発症リスクと強い関連があります。また、早朝血圧の管理が健康リスク低減に重要であるとされています。
高血圧のコントロールは未だ十分ではなく、高血圧患者4300万人のうち、良好にコントロールされている人の割合は27%に過ぎません。さらに、高血圧治療中の患者の70%で、朝の家庭血圧が130/80以上である報告もあります。
朝の家庭血圧を指標にして、減塩、ウォーキング、適正体重、睡眠、ストレスマネジメントといった生活習慣の実行が肝要です。Topics & 新着情報|日本高血圧学会 816_1.pdf