新型コロナウイルス感染症 検査の指針
2020年10月06日
インフルエンザ流行に備えた検査体制の整備として、厚労省より「新型コロナウイルス感染症病原体検査の指針」が示されました。 https://www.city.suginami.tokyo.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/004/855/20201002sisinryuuiten.pdf
指針によりますと、迅速・スムーズな診断・治療につなげるべく、簡易抗原定性キットを利用した検査体制整備を、各自治体に求めています。
また、検査の流れとして、発熱患者さんは「かかりつけ医・近医」に電話相談の上診療・検査が可能な医療機関を受診するとしています。
一般の診療所では、院内感染を防止するためにオンライン診療の利用も有用ですが、検査が必要な場合には感染防止対策をとった上対面診療・院内検査にて、インフルエンザについては「鼻かみ液を検体とした抗原定性検査」、新型コロナ(COVID-19)については「自己採取鼻腔ぬぐい液を検体とした抗原定性検査」を利用し、迅速に鑑別診断・治療につなげるのが適当に思われます。