運動処方箋と医療費控除
2024年02月01日
高血圧症、糖尿病などの生活習慣病の治療では、ウォーキングなど毎日続けられる運動を継続することが肝要です。
加えて「指定運動施設」を利用して医師の発行する「運動処方箋」に基づいて運動することもできます。この際、運動施設の利用料は税金の医療費控除の対象となります。医療費控除ができるスポーツクラブ利用料 | 健康長寿ネット (tyojyu.or.jp)
「指定運動施設」は日本健康スポーツ連盟のHPなどで検索することができます。
健康増進施設 検索 | 日本健康スポーツ連盟 メディカルフィットネス 健スポ 42条施設 (kenspo.or.jp)
また、「運動処方箋」は、通常かかりつけ医に発行依頼することができます。
国産新型コロナワクチン
2023年12月11日
今月より第一三共社製 新型コロナワクチンが接種できます。
ファイザー社製と同様に、オミクロン株XBB.1.5 新型コロナウイルスのスパイクタンパクに対するmRNAワクチンです。第一三共社のオミクロン株対応1価ワクチンについて|厚生労働省 (mhlw.go.jp)
現在接種中のファイザー社製 オミクロン株XBB.1.5対応ワクチンの接種対象者の方に接種できます。
ご希望のかたは、ワクチン接種予約時にご指定ください。
高血圧治療補助アプリ
2023年10月27日
高血圧の治療には、生活習慣の修正が必須です。
一日6gの減塩、BMI24以下まで体重減、一日7,000歩程度のウォーキング、6-7時間の睡眠、ストレスマネジメント、一日20-30g以下まで節酒、禁煙などに関連する生活習慣を見直し、必要があれば修正することで血圧が下がります。まず関連知識を確認し、その後実践、習慣化することが肝要です。
とはいえ、現実には生活習慣を変えていくことは容易ではなく、習慣化は更に困難な場合があります。
そこで昨年より、生活習慣の修正を補助してくれる「高血圧治療補助アプリ」が保険適応になっています。
このアプリは、患者さんが入力した家庭血圧、実践した行動の情報などを基に、一人ひとりの患者さんに合わせて修正した行動の習慣化に必要な取り組みを提示します。
臨床治験では、多施設にて本態性高血圧患者を無作為に介入群(生活習慣修正指導とアプリ使用)と対象群(生活習慣修正指導)にわけアプリの有効性を検証したところ、介入群(起床時収縮期家庭血圧147+-13.3, n=167)、対象群(149.3+-12.4, n=158)において、12週間後あるいは中止時点にて介入群(136.7+-13.4)、対象群(143.7+-13.6)と、それぞれ9.7+-11.2mmHg, 5.3+-10.1mmHg低下し、アプリ介入の有効性が示されました。
「高血圧治療補助アプリ」は6か月間のプログラムで、終了後も血圧手帳として利用できます。
高血圧 | 高血圧とは?原因・症状と治療方法・改善対策を解説 – 高血圧情報サイト Powered by CureApp
新型コロナワクチン接種 ハイリスクの方
2023年07月28日
7月21日発表定点把握にて新型コロナウイルス感染症データが全国11.04人、東京8.25人となっており、当院でも、発熱外来に来院、検査される患者さんの約9割が検査陽性になっております。
65歳以上の方、リスクをお持ちの方のワクチン接種を5月より当院でも実施しております。接種券をお持ちでご希望の方は、お盆休み前にワクチン接種をお薦めします。
永福町 すずかわ循環器内科
麻疹(はしか)抗体検査とワクチン接種
2023年05月22日
都内で麻疹の発生があり、東京都は感染歴のない方、過去に2回の予防接種を受けていない方に予防接種を勧めております。https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/hodo/saishin/pressboueki230512.html
感染歴がなく予防接種記録が1回の場合にはワクチン接種をご検討ください。
既感染で予防接種を受けていない場合は、抗体検査で抗体価が充分にない場合ワクチン接種をご検討ください。
その他の場合には、4週間以上の間隔をあけて2回のワクチン接種をご検討ください。
抗体検査は自費検査で、2-3日で結果がわかります。
予約にてワクチン(通常麻疹・風疹ワクチン)を発注・確保します。
なお、杉並区では新生児先天性風疹症候群予防のため、成人の風疹抗体検査、麻疹・風疹ワクチン接種助成をしております。https://www.city.suginami.tokyo.jp/guide/kenko/yobouseshu/1004811.html