クリニックブログ

新型コロナワクチン個別接種 杉並区

2021年06月07日

国、県が実施する大規模集団接種、区が実施する集団接種、病院・診療所で実施する個別接種等 様々な機会が用意され、医療従事者、高齢者のワクチン接種が進んでおります。加えて、64歳以下の接種、職場・学校など職域接種も準備が始まり接種スピードが加速すると思われます。

先日杉並区より連絡があり、個別接種を実施する病院・診療所にワクチンの分配が近く開始され、6月18日よりワクチン個別接種が始まります。

6月11日 杉並区広報/ワクチン特集号が配布され、個別接種する病院・診療所、予約方法などのお知らせがあるようです。

杉並 永福町 すずかわ循環器内科では、5月10日より医療従事者、高齢者のワクチン個別接種を平日 (月、水、木) 19:30-20:30 予約のみワクチン外来にて実施しております。

今後、基礎疾患のある患者さん優先にて64歳以下のワクチン接種も始まりますので、

当院では7月1日より

平日 (月、水、木) 16:00-17:00    19:20-20-20

土曜      16:00-17:00

日曜日    14:00-15:00

にて「予約のみワクチン外来」を実施し、地域の医療ニーズにお応えします。

ワクチン接種ご希望の方は、電話 (5300-2200) にて2回目接種も含めご予約ください。

新型コロナワクチン接種

2021年05月14日

医療従事者に続き、高齢者のワクチン接種が始まっております。高齢者が感染すると重篤化するリスクがありますので、感染・発症予防することが肝要です。

大規模集団接種、区が実施する集団接種、診療所の個別接種など様々な機会が用意されています。一部予約で混乱が起きておりますが徐々にプロセスが加速するものと期待しています。

杉並 永福町 すずかわ循環器内科でも、一般/専門外来、専用スペースでの発熱/PCR外来に加え、5/10より新型コロナワクチン外来を始め、地域の医療ニーズにお応えしています。

新型コロナワクチン接種準備

2021年04月01日

都内の感染者が再度増加傾向にあります。大人数でのマスクを外した会食を避けるなど基本的な感染対策を継続しておられることと思います。

さて、国、杉並区の新型コロナワクチン接種スケジュールが厚労省/杉並区ホームページなどに開示されています。

新型コロナワクチンの接種についてのお知らせ|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

新型コロナワクチン接種について(3年4月1日更新)|杉並区公式ホームページ (city.suginami.tokyo.jp)

杉並区では、医療従事者に続き65歳以上の方々には、4月下旬以降に接種券が発行・送付され、5月以降順次ワクチン接種が実施されるとのことです。

その後、64歳以下で基礎疾患のある方、高齢者施設等での業務に従事している方など国から順次区に通知があるとのことです。

基礎疾患を有するものの範囲については、厚労省ホームページ 000756894.pdf (mhlw.go.jp) に説明があります。

例えば、当院に通院しておられる患者さんでは、

ー慢性の呼吸器の病気

ー慢性の心臓病(高血圧を含む)

ー慢性の腎臓病

ー慢性の肝臓病(肝硬変等)

ーインスリンや飲み薬で治療中の糖尿病、又は他の病気を併発している糖尿病

ー免疫の機能が低下する病気(治療中の悪性腫瘍を含む)

ーステロイドなど、免疫の機能を低下させる治療を受けている

ー免疫の異常に伴う神経疾患や神経筋疾患

ー睡眠時無呼吸症候群

ーBMI30以上の肥満の方

など該当される方がおられます。

なお、この範囲については厚労省部会にて検討・見直すことがあるとのことです。

新型コロナワクチン接種について杉並区の問い合わせ先は下記です。

杉並区新型コロナワクチン接種コールセンター(3月15日開設)
電話:0570-666-542
受付時間:午前9時~午後5時

家庭血圧の測り方

2021年03月15日

降圧治療の管理目標値は、一般に75歳以下では家庭血圧125/75未満、75歳以上では135/85未満とし、たちくらみや高齢者で脳梗塞などの原因となる過降圧に注意します。

血圧計は、上腕で測定する装置が推奨されます。手首で測定する装置は日々の比較評価はできますが、絶対値が不正確な場合があります。

血圧測定は、朝起床時、排尿後、朝食・服薬前、座位で1-2分安静後に2回測定しその平均を記録します。起床時には交感神経が緊張をはじめますが、過緊張のため血圧が上昇する場合がありモーニングサージと呼ばれます。早朝に脳卒中、心筋梗塞などの心血管イベント発症が多いことにも関連しています。

最近でも早朝勤務前に喫煙習慣のある方々がおられますが、喫煙により末梢血管収縮・血圧上昇、血管内皮障害をおこし心血管イベントのリスクが更にあがります。

また、起床時の血圧測定に加え、就寝前座位1-2分安静後測定します。

なお、一般に血圧は精神状態、運動、睡眠不足などで変動しうるものですので、一回の測定値に一喜一憂する必要はありません。血圧の評価は5日以上の平均値を中心に評価します。

急に血圧が上昇した場合には、安静にすることで改善することが多く、慌てず気持ちを落ち着かせることが肝要です。なお、血圧上昇とともに激しい頭痛や視野異常、呼吸困難などがある場合には高血圧緊急症として原因精査・治療が必要です。

高血圧と家庭血圧

2021年03月11日

かつて国内では脳出血の罹病率が高く、半身麻痺など後遺症や早期死亡に苦しむ患者さんやご家族が多くおられました。保健教育による塩分摂取の制限や健診による高血圧の診断・その後の治療といった予防医療が貢献し、罹病率・予後は大きく改善しました。

脳梗塞、心筋梗塞、心不全など脳心血管病予防のためには、血圧管理は現在も重要で、その管理には家庭血圧を中心にしています。これは、家庭血圧が正常域にもかかわらず診察室血圧が高い「白衣高血圧」や、家庭血圧が高血圧にもかかわらず診察室血圧は正常域の「仮面高血圧」の場合があるからです。

高血圧合併症がなければ「白衣高血圧」は経過観察で良いですが、「仮面高血圧」では脳心血管病のリスクが高く、治療が必要です。

高血圧基準は、診察室血圧140/90mmHg以上、家庭血圧135/85mmHg以上としています。

家庭血圧の測定要領を次回ご説明します。