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コロナウイルス感染 発生届対象外の方

2022年09月27日

報道にありますように、9月26日より発生届の対象者が限定されました。

当院にて診断され発生届対象外の患者さんで、療養中の支援をご希望する場合、東京都陽性者登録センターに登録ください。 東京都陽性者登録センター 東京都福祉保健局 (tokyo.lg.jp)    東京都の支援として

1.My HER-SYS(マイハーシス)による健康観察      

2.食料品の配送
同居されている方や知人から買い物の支援を受けられない方、またはインターネット通販や宅配サービス等での食料品の調達が難しい方など、食料の調達が困難な方に療養中の食料品を配送しています。

3.パルスオキシメーターの貸し出し
パルスオキシメーターは、自宅療養中に、ご自身で血中酸素飽和度(SpO2)を測定する際に使用する医療機器です。

4.都の宿泊療養施設への入所
・コロナの症状がある方で、重症化リスクの高い基礎疾患のある方や、同居の家族に重症化リスクの高い基礎疾患のある方や妊婦がいて、早期に隔離が必要な方には、都が用意した施設での宿泊療養をお願いしています。
・宿泊療養施設には、看護師が24時間常駐し、健康観察・健康相談を行います。また、体調に変化がある場合には、医師にリモート相談を行い、必要に応じて医療機関を受診・入院できます。

体調不良や療養中の困りごとは、うちさぽ東京へ相談

0120-670-440   毎日24時間

なお、療養中に薬の追加処方が必要な場合には、電話診療にて対応し薬局に配送依頼しております。

永福町 すずかわ循環器内科

新型コロナウイルス オミクロン株対応ワクチン

2022年09月27日

杉並区においても今週よりオミクロン株対応ワクチンの接種が始まっております。

当院でも、9月28日(水)よりファイザー社製ワクチンの接種を開始しますので、3回目/4回目接種券をお持ちの方で接種ご希望の際には、杉並区予約コールセンター/予約サイトにてご予約下さい。

月、水、木曜日は19時、金曜日は8時、土曜日は16時、日曜日は11時、14時頃の接種枠を杉並区予約サイトに開放しております。

永福町 すずかわ循環器内科

杉並区新型コロナワクチン接種コールセンター
電話:0120-023-015(フリーダイヤル)
受付時間:午前9時~午後5時
〔土日祝日を含む〕

コロナワクチン接種予約専用サイト
受付時間:24時間
   

杉並区|新型コロナワクチン接種インフォメーション (vaccine-info-suginami.org)

新型コロナウイルス感染拡大

2022年08月02日

都内では大規模な感染拡大が続き、発熱外来の予約が益々取りづらくなっております。

発熱外来ひっ迫に対応する国の方針、当院の現状を踏まえ、より多くの方に検査機会をご提供し、高齢者・重症化リスクの高い方により優先的に受診いただけるよう、当院発熱外来ご予約の際に以下の事項にご留意いただけますと幸いです。

①重症化リスクの低い20-40歳代(順次拡大)で症状のある方は、東京都の無償配布抗原検査キットによる自主検査をご検討下さい。 発熱等の症状がある方のための検査キット申込サイト (tokyo-onsettestkit.jp)

陽性の場合には、ご自身で陽性者登録センターに登録することもできます。オミクロン株による感染拡大の現状で、高齢者、リスクの高い患者さんをより早期に診断し、ご希望の方には重症化を防ぐ経口薬を処方する必要があります。

②発熱外来のご予約は、院内感染防止、検査精度確保のため電話にてお願いいたします。

時々ネットにてご予約いただき、電話連絡なく通常外来に入ってこられる患者さんがおられます。院内には高齢の患者さん、心筋梗塞後の患者さんなど重症化リスクの高い患者さんがおられる場合があります。対応する受付事務にも感染リスクがあります。また、院内感染リスクを下げるため、当院でのPCR検査は唾液検体を用いております。検査精度維持のため受診前に注意事項をご説明しております。

③新型コロナ感染症に係る一般的なご質問の場合には、東京都の相談窓口をご利用いただけますと幸いです。https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/tosei/news/tomin.htm

当院は、電子カルテによるサポートにて1名の事務担当にて運営しておりますが、7月初旬より診療時間中発熱外来問い合わせの電話が途切れることなくあり、電話回線を開けておく必要があります。また、外来受診中の患者さんに優先的に対応する必要がございます。

④早い時間帯で翌日まで受診予約が埋まる場合があります。ご予約の際にはキャンセルのないようお願いいたします。

毎日何名かの方が、事前連絡なくキャンセルされています。多くの方からの受診依頼をやむなくお断りしているなかで医療資源のロスを招きます。また、予約時に注意事項のご説明などに時間を使っておりますが、その時間もロスとなります。

⑤予約時間にあわせてご来院いただくようにお願いいたします。

発熱外来は、院内感染防止のため臨時専用スペースにて1名づつ対応しており、受付・登録、問診、抗原検査/PCR検査、院内処方、会計で概ね15分程度要します。予約は15分枠でお取りしていますので、遅れて来られますと次の方をお待たせすることになります。臨時スペースは空調がありますが、早く来られても暑い中お待ちいただくところがございません。

新型コロナウイルス感染者の急増

2022年07月26日

新型コロナウイルス感染者が急増し、更に発熱外来の予約が取りづらくなっております。

オミクロン株が主流の現状では、重症化リスクが高くない場合、薬局などにて体外診断用抗原検査キットを購入し、自宅にて自主検査をお薦めします。報道によりますと、政府は検査キットの無償配布を検討しているようです。濃厚接触者の場合には、東京都が無償配布しています。

検査陽性の場合には、オンライン診療にて確定診断、対症薬処方、保健所届出ができます。

検査陰性の場合、偽陰性が疑われる際には、発熱外来受診にて検査感度の高いPCR検査をお薦めします。PCR検査にて陰性で、発熱など症状が継続する場合には、精査・治療のため再受診をお勧めします。細菌感染症による発熱など入院治療が必要な場合があります。

高齢、重症化リスクがある場合には、発熱外来受診し抗原検査をお薦めします。陽性の場合には、重症化を予防する内服薬などによる治療や入院治療をお薦めします。

なお、 当院におきましても発熱外来問い合わせの電話を連日数多くいただいております。当院では、院内感染防止のため臨時スペースにてお1人づつ予約診療しており、受付、問診、抗原検査/PCR検査、処方、会計にて通常15分程度を要します。一般外来、予約検査等と一部並行して診療しておりますが、対応できる発熱患者さんの数には残念ながら物理的に限りがございます。

新型コロナウイルス感染者の増加

2022年07月08日

東京では、新型コロナウイルス感染者が急増し、発熱外来の予約が取りづらくなっております。

薬局で「体外診断用」抗原検査キットを購入し自宅にて自主検査陽性の際には、 軽症、重症化リスクのない場合、オンライン診療でも確定診断、保健所に発生届、解熱剤などの対症薬の処方ができます。

また、同居家族がコロナ陽性の場合などには、濃厚接触の方が発症した場合に自主検査できるよう、東京都が抗原検査キットを配布しています。 濃厚接触者となられた方のための検査キット申込サイト (tokyo-testkit.jp)

抗原検査キットで自主検査陽性の場合には、写真撮影するなどして(オンライン)受診の際に提示してください。追加検査する必要なく、確定診断、保健所に発生届、対症薬の処方、61歳以上/ハイリスクの場合には「重症化予防のための経口薬」の処方が可能です。

2021ー22年シーズンにおけるインフルエンザワクチン接種に関する考え方

2021年10月08日

感染症学会より今年のインフルエンザワクチンに関する考え方が出ておりますので、まとめました。

2021-2022年シーズンにおけるインフルエンザワクチン接種に関する考え方|ガイドライン・提言|日本感染症学会 (kansensho.or.jp)

感染症学会は、今年もインフルエンザワクチンの積極的な接種を推奨しており、その理由として、昨年インフルエンザに罹患した人は極めて少数であったため、社会全体の集団免疫が形成されておらず、この状況下で海外よりウイルスが持ち込まれた場合大きな流行を起こす可能性をあげています。

また、今年の秋以降新型コロナウイルスによる新規患者が発生することが予想されている中、ワクチンで予防できる疾患については可及的に接種を行い、医療機関への受診を抑制することも重要とあります。

インフルエンザワクチン接種の時期につきましては、インフルエンザシーズンの時期と現行のワクチン効果の減弱を考慮して、10月末までには実施することを推奨しています。

インフルエンザに罹患した場合の合併症のリスク因子として、6か月以上5歳未満、65歳以上、気管支喘息など慢性呼吸器疾患、心血管疾患、慢性腎・肝・血液・代謝(糖尿病など)疾患、神経筋疾患、薬剤によるものを含め免疫抑制状態、妊婦、長期療養施設の入所者、著しい肥満、アスピリンの長期投与患者、がん患者をあげ、これら因子を有する人を含め、生後6か月以降で禁忌でない方すべて(因子を有する方々に接する医療従事者や介護者を含む)にワクチン接種を推奨しています。

新型コロナワクチンの接種間隔

2021年07月22日

新型コロナファイザー製ワクチンの接種間隔

新型コロナワクチンの国からの供給が各自治体の希望量に満たない状況にあるなか、決められた間隔で2回目接種の予約が取れない場合があります。

ファイザー製ワクチンは、添付文書上「3週間の間隔をあけて2回接種する」用法で、「1回目接種より3週間を超えた場合には、できる限り速やかに2回目接種をする」とされています。

WHOの2021.6/15付け中間勧告では、 ファイザー製ワクチンは、3-6週間の間隔をあけて2回接種するが「ワクチン供給に制限がある状況下の2回目接種に関する考察」のパートの記載として、

ハイリスクグループのワクチン接種率が高くなくワクチン供給に制限がある国においては、接種間隔を12週に伸ばしてハイリスクグループの1回接種率を上げる。

とあり、その根拠として、

1.Phase 3 trialsにおいて被検者は19-42日の間隔をあけて2回接種し、中和抗体価は一回目接種後上昇し、2回目接種によりさらに上昇して、95%有効性を示した。

3.Post second dose studiesでは、12週間までの接種間隔で中和抗体価は上昇した。

4.いくつかの国々では12週間の接種間隔が選択され、ワクチン導入後有用性研究で1回目接種より10週間までの有用性がアルファ株を含めて得られた。

5.1回接種のデルタ株に対する有用性はアルファ株に対する有用性より低いが、2回接種の有用性は両者で同等。

があげられています。

ワクチンの接種間隔は、添付文書の記載では「1回目接種より3週間を超えた場合には、できる限り速やかに2回目接種をする」であり、治験では1回目接種より6週間までのデータ、特例承認後は12週間までのデータがあるようです。

Interim recommendations for use of the Pfizer–BioNTech COVID-19 vaccine, BNT162b2, under Emergency Use Listing (who.int)

新型コロナワクチンと子ども

2021年06月25日

日本小児科学会より、「新型コロナワクチン~子どもならびに子どもに接する成人への接種に対する考え方~」として文書が学会HPに掲載されております。

新型コロナワクチン~子どもならびに子どもに接する成人への接種に対する考え方~|公益社団法人 日本小児科学会 JAPAN PEDIATRIC SOCIETY (jpeds.or.jp)

要旨の一つとして、子どもを新型コロナウイルス感染から守るには、周囲の成人(子どもに関わる業務従事者等)への新型コロナウイルスワクチン接種が重要とあります。

これは、子どもへの感染源の多くは(家族も含めて)周りにいる成人であることから、子どもを感染から守るためには、周囲の成人が免疫を獲得することが重要と考えられるからです。

16歳以上の約4万人を対象とした国外の研究では、2回接種後のワクチン効果は95%で、発症を予防する高い効果が報告されました。また、英国の研究結果から無症状の感染を防ぐことも明らかになっていますので、ワクチン効果により周りの成人から子どもへの感染が予防できる可能性が期待されています。

まず、16歳以上のご兄弟も含めて、同居、あるいは接触機会の多いご家族、子どもに関わる業務従事者のワクチン接種が肝要に思います。

子ども(ワクチンの適応のある12歳~15歳)へのワクチン接種については、「重篤な基礎疾患のある子どもへの接種」と「健康な子どもへの接種」が分けて記載されています。

杉並 永福町 すずかわ循環器内科は小児科を標榜しておりませんので、恐れ入りますが診療の対象を高校生以上(16歳以上)とさせていただいております。

新型コロナウイルス中和抗体定量検査 ワクチン接種後の抗体価の確認

2021年06月19日

新型コロナウイルスのワクチン接種が進捗しております。ワクチン接種後 ウイルススパイクタンパクに対する中和抗体の定量検査が可能(自費診療)です。

千葉大学医学部の報告によりますと、ワクチン2回接種後、抗体陽性率は99.9%(1,773/1,774)でした。抗体価は大きく上昇しており、抗体価と関連性のある因子として、「抗体価が上がりやすい」:COVID-19既往歴、女性など。「抗体価が上がりにくい」:免疫抑制剤の内服、年齢が高い、ステロイド薬内服、飲酒頻度高いがあげられています。

抗体価測定の臨床的有用性は確立されておりませんが、抗体価が上がりにくい因子のある場合など、ワクチン接種後中和抗体を定量確認することができます。

新型コロナウイルス中和抗体定量検査 自費検査 8,000円(税込み)

info2021_03.pdf (chiba-u.ac.jp)

新型コロナワクチン個別接種 杉並区

2021年06月07日

国、県が実施する大規模集団接種、区が実施する集団接種、病院・診療所で実施する個別接種等 様々な機会が用意され、医療従事者、高齢者のワクチン接種が進んでおります。加えて、64歳以下の接種、職場・学校など職域接種も準備が始まり接種スピードが加速すると思われます。

先日杉並区より連絡があり、個別接種を実施する病院・診療所にワクチンの分配が近く開始され、6月18日よりワクチン個別接種が始まります。

6月11日 杉並区広報/ワクチン特集号が配布され、個別接種する病院・診療所、予約方法などのお知らせがあるようです。

杉並 永福町 すずかわ循環器内科では、5月10日より医療従事者、高齢者のワクチン個別接種を平日 (月、水、木) 19:30-20:30 予約のみワクチン外来にて実施しております。

今後、基礎疾患のある患者さん優先にて64歳以下のワクチン接種も始まりますので、

当院では7月1日より

平日 (月、水、木) 16:00-17:00    19:20-20-20

土曜      16:00-17:00

日曜日    14:00-15:00

にて「予約のみワクチン外来」を実施し、地域の医療ニーズにお応えします。

ワクチン接種ご希望の方は、電話 (5300-2200) にて2回目接種も含めご予約ください。