VPD 風しんへの対応
2020年03月04日
風しんはワクチンで予防できる病気(VPD)ですが、感染研疫学情報によりますと昨年も国内では2,306名の報告があり、先天性風疹症候群も4名の報告がありました。
先天性風疹症候群は、免疫のない女性が配偶者などから妊娠初期に風しんに罹患すると、胎児が風しんウイルスに感染して出生児が先天的に白内障、心疾患、難聴などを発症することを指します。
杉並区では、風しん抗体価測定、予防接種の助成をしています。妊娠をご希望される女性、同居者など対象者の方は抗体価検査をおすすめします。https://www.city.suginami.tokyo.jp/res/projects/default_project/_page/001/004/811/fusinannai310403.pdf
また、国の対策として、特に抗体保有率が低い昭和37年4月2日から昭和54年4月1日までの間に生まれた男性に抗体価検査、予防接種をしています。区が発行したクーポン券をお持ちの方は抗体価検査をおすすめします。https://www.city.suginami.tokyo.jp/guide/kenko/yobouseshu/1050478.html
当院の予防接種についてはこちらをご覧ください。