クリニックブログ

おすすめ食品と控える食品(3)

2020年05月09日

主食、主菜、副菜についてご説明しました。

次に汁物です。汁物はおすすめ食品の大豆・大豆製品、野菜、海藻、きのこなど具沢山にしていただくことをおすすめします。具沢山にしておすすめ食品を多く摂り、汁を少なくして塩分摂取を抑えます。出汁を上手に使い、味を薄くすることでも塩分が抑えられます。

主食として麺類を摂る際にも、これらおすすめ食品をいれて具沢山にし、味を薄くし塩分を抑えます。味が濃い場合には、汁(スープ)を残すのも一法です。

かつて日本人は、塩やみそを利用した保存食を好み、塩分の摂取量が多く高血圧、ひいては脳出血が多い時期がありました。塩分は食品の味を良くしますが、薄味になれることで塩分センサーの感度が上がり、少ない塩分でもおいしく感じると言われています。過去の塩分摂取目標値は一日9gでしたが、現在は6gを目標としています。