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インフルエンザワクチンの接種予約

2020年09月10日

日本感染症学会は、新型コロナとインフルエンザの同時流行を「最大限に警戒すべき」として、「医療関係者、 ⾼齢者、ハイリスク群の患者も含め、インフルエンザワクチン接種が強く推奨される」としています。

杉並 永福町 すずかわ循環器内科では、10月1日よりご希望者にワクチン接種開始するにあたり事前予約を受けたまわります。

当院ホームページ「WEB診療予約」「予防接種」をクリックしていただき、ご希望の日時、本数をご予約ください。

なお、お電話(5300-2200)でも予約承ります。

風しん抗体検査・定期予防接種

2020年09月02日

広報すぎなみによりますと、令和2年度風しん抗体検査・定期予防接種のクーポン券を対象者に8月下旬発送したとのことです。

対象は昭和37年4月2日~昭和47年4月1日に生まれた男性です。抗体検査で十分な量の抗体がない場合は予防接種の対象になります。

詳しくは、広報すぎなみ令和2年9月1日号、あるいは杉並区ホームページをご覧ください。

インフルエンザ流行時期とワクチン

2020年08月29日

感染研、厚労省結核感染症課より、2019/2020シーズンのインフルエンザについて報告されています(感染研ホームページ)。今年は新型コロナウイルス対策の行動変容、公衆衛生対策のため従来と異なる可能性がありますが、ワクチン接種にあたり参考になるかと思います。

昨シーズンの流行開始時期はやや早く11月下旬で、ピークは12月下旬から1月上旬でした。通常ワクチン接種後免疫応答まで約2週間かかりますので、11月上旬までには接種が望ましいと思われます。

今年の冬発熱時には、感冒、インフルエンザ、新型コロナウイルス等の鑑別が必要になりますが、臨床症状から鑑別は難しく、インフルエンザウイルスの感染・重症化予防の観点でワクチン接種が推奨されます。

接触確認アプリ(COCOA)とPCR検査

2020年08月23日

接触確認アプリより通知がある場合のPCR検査についてメディア報道がありました。

接触確認アプリより「濃厚接触可能性の通知」がある場合には、COCOAアプリを開いてください。

アプリを開き「陽性者との接触が確認されました」と表示がある場合には、「帰国者・接触者相談センター」にご連絡ください。PCR検査(行政検査)の対象になり、自己負担なく検査が受けられるとのことです。

アプリを開き、「陽性者との接触は確認されませんでした」と表示される場合には、PCR検査(行政検査)の対象になりません。ご不明な場合には「帰国者・接触者相談センター」に問い合わせください。

接触確認アプリ利用者向けQ&A

問21  接触確認アプリを利用しているAndroid搭載のスマホで、「今週のリマインダー 新型コロナウイルス 接触確認アプリで濃厚接触の可能性を通知するシステムがオンになりました」という太陽のようなマークのついたプッシュ通知が表示されました。これは何ですか。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19_qa_kanrenkigyou_00009.html#Q21

無症状の方向け 新型コロナPCR検査陰性確認

2020年08月05日

永福町 内科 すずかわ循環器内科では、就業、海外留学・出張、地方出張・帰省の際などで、PCR検査陰性確認が必要な方々のご要望に、自由診療・健診にてお応えしています。電話にてご予約ください。

陰性確認が目的の検査ではありますが、都内では感染拡大しており検査時感染防止のため飛沫飛散の可能性が低く、無症状者におきましても鼻咽頭スワブによる検査と感度が同等とされております「唾液」による検査を実施しています。

感染後のウイルス増殖、唾液へのウイルス分泌のタイミングなどから、PCR検査には偽陰性の可能性が残りますが、普段から3密での飛沫暴露を避けマスク、手指消毒を励行した上で症状がなく検査陰性であれば、検査時点でウイルスに感染している可能性は極めて低いと考えられます。

陰性確認後も引き続き基本的な感染防止対策を続けていただきたいと思います。

外注検査ですので、検査実施後翌々日の朝検査会社よりファックスによる結果報告を電話にてご連絡します。なお、日曜日検査の場合は、水曜日朝の結果報告になります。

電話連絡同日夜検査会社の検査結果報告書、クリニックより検査結果報告書/英文検査陰性証明書をレターパックにて投函・郵送します。海外渡航などで文書をお急ぎの場合はクリニックで受け取られてください。

杉並区 区民健診

2020年08月05日

8月1日より区民健診が始まっています。

慢性疾患などで病院・クリニックに普段通院されない方におかれましては、特にこの機会に健診をおすすめします。

永福町 内科 すずかわ循環器内科では平日15時から17時、日曜日13時から15時にて一名づつ30分枠の予約にて、院内感染防止に留意して健診のご要望に対応いたします。

また、7:30から9時の涼しい時間帯でも対応できますので、電話にてご予約ください。

睡眠時無呼吸症候群 日本人患者さんの特徴「いびき」

2020年07月01日

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の大多数は閉塞性睡眠時無呼吸で、典型的な患者像として肥満傾向の男性で日中傾眠を感じる方を思い浮かべます。

ところが、最近の国内報告では、国内のSAS患者の4割は肥満ではなく、約半数は日中傾眠を感じていないとのことです。一方で、基本症状は「いびき」であり、中等症以上の成人閉塞型SASの国内有病率は900万人と言われています。

SASは、高血圧、糖尿病などの生活習慣病と高頻度に合併し、虚血性心疾患、心不全の発症リスクとなり、予後悪化と関連します。無呼吸時の一過性低酸素状態とそれに続く再酸素化・酸化ストレスが血管内皮を障害し炎症をおこすと考えられています。

特に高血圧、脂質異常症、糖尿病、喫煙者の患者さんで、「いびき」がひどく「朝起きた時に頭痛がする」ような場合には、自宅でできるSASの簡易検査をおすすめします。        永福町 内科 すずかわ循環器内科

ご家族の生活習慣病健診

2020年06月17日

永福町 内科 すずかわ循環器内科は、関連学会・団体作成の感染拡大予防ガイドラインに沿って、各種健診を実施しています。雇用者ご家族の生活習慣病健診もご利用ください。
https://www.ningen-dock.jp/wp/wp-content/uploads/2020/03/f8d65ba5211ac598cfee668b6a385c48.pdf

なお、当院は福利厚生倶楽部(リロクラブ)「健診」メニュー登録されております。福利厚生俱楽部(リロクラブ)会員ご家族の皆さんもご利用ください。

院内感染予防対策

2020年06月11日

永福町 内科 すずかわ循環器内科では、国立感染症研究所  国立国際医療研究センター 国際感染症センター 作成の感染管理指針に沿って、院内感染予防対策を実施しています。


「1.新型コロナウイルス感染症と疑われる患者を診察して感染」することを防ぐため、新型コロナウイルス感染症の疑いがある人の診察時の感染予防策を徹底する。


「2.新型コロナウイルス感染症と疑われていない患者から感染」することを防ぐため、原則として以下の対応をとる。
・外来患者の待合室では、発熱や呼吸器症状を訴える患者とその他の患者、または発熱や呼吸器症状を訴える患者同士が、一定の距離を保てるように配慮する。待合室では全ての患者さんに、手指消毒・マスクを着用いただく。
・標準予防策を遵守する。診察時には常にサージカルマスクを着用し、患者さん一人毎に手指衛生を徹底する。サージカルマスクや手袋などを外す際には、それらにより環境を汚染しないよう留意しながら外し、所定の場所に破棄するとともに、手指衛生の前に目や顔を触らないように注意する。
・風邪の症状や発熱、強いだるさ(倦怠感)、息苦しさ(呼吸困難)がある患者さんは発熱外来受診を促す。事前連絡なく該当患者さんが来院された場合には迅速に隔離し、発熱外来に紹介する。


「3.市中や医療従事者間での感染」することを防ぐため、以下に示すことに注意しつつ、高リスクな環境(3つの密)を徹底的に避ける。
・院内では院内感染対策を徹底し、事務室や医療者控室では、密集を避けて換気する。医療機器等実用機器はこまめに消毒する。
・集団で食事をする際にはリスクがあることを認識する。
・健康管理に注意し、発熱や呼吸器症状を呈した場合には診療行為を行わずに休職するようにするとともに、症状が続く場合には職場や保健所に連絡する。


参考)新型コロナウイルス感染症に対する感染管理
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov/2484-idsc/9310-2019-ncov-01.html

新型コロナウイルスIgG抗体検査

2020年06月03日

一般にウイルスに感染するとまずIgM抗体が免疫細胞で産生され、その後約二週間でIgG抗体が産生されます。従ってIgG抗体を血中に保有する場合、過去にそのウイルスに感染したと考えられます。通常IgG抗体を保有すると、そのウイルスに免疫ができたと考えられ、再感染を防ぎ、感染しても重症化が回避されます。季節性インフルエンザなどのワクチンはこの免疫作用を利用しています。

新型コロナウイルスの抗体検査は種々ありますが、それらの精度・臨床的有用性について検討中です。

永福町 内科 すずかわ循環器内科では、CLIA法のIgG抗体検査を外注検査(健診・自費診療)にて実施しています。既感染の有無の確認をすることによって、それぞれの方の感染防止対策の検証の参考になります。

抗体陽性の場合には無症候な場合も含め既感染と考えられますが、検出された抗体の生理機能(中和抗体か?)、抗体の保有期間など臨床的意義については未確立です。